歯列接触癖(TCH) について (6)入れ歯の痛みとの関係

投稿日:2017年6月25日

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 入れ歯の痛みの原因は、「褥瘡性潰瘍」、つまり床ずれのようにできる傷の場合が多いと言われています。その傷ができる要因としては、入れ歯の適合が悪いこと以外にも、いくつか考えられます。
 普段食事以外の時に、上下の歯を咬み合わせる習慣(TCH)がある人は要注意です。意外かもしれませんが、歯科医学的には人間は何もしてない時には上下の歯はどこも触れ合っていないとされています。ところがTCHのある人は、上下の歯が咬み合っている方が自然で楽なことが多く、日中弱い力で常に歯茎を圧迫しているケースがあります。弱い力でも入れ歯が歯茎を持続的に長時間圧迫することで、血行障害が生じて傷ができ、痛みの原因となってしまうのです。
 そのような人は意識してなるべく上下の歯を離し、もし接触してもわずかに触れ合うだけにすることで歯茎の傷ができにくくなることがあります。また在宅時など、食事以外の時はなるべく入れ歯を外すことで、痛みが軽減して快適に食事をとれるようになることも期待できます。