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咬み合せ治療にこだわり

咬み合せは歯科治療において最も重要な要素です

咬み合せ

私たちのお口は食べる、飲む、呼吸、会話など、様々な行為によって複雑な動きになりますが、そのすべての動きの基礎になっているのが咬み合せです。咬み合せの診断というのは、歯と歯の接触だけでなく、顎関節の適切な動きなども大切な判断要素になります。

顎骨の上に歯はありますので、歯科治療では顎の動きの正常化を考える必要があります。咬み合せ治療をしっかり行うことが、歯科治療の大きな目的・ゴールともいえます。

次のような症状はありませんか? ~咬み合せ不整・顎関節症の症状~

  • パキパキと顎の音が鳴る
  • 口を開くとアゴ関節に痛みを生じる
  • 食いしばりや歯ぎしりをいつもしている
  • 口が大きく開かない
  • 歯が割れることがある
  • 歯のすり減りがある
  • 虫歯ができやすい

北海道大学病院咬合系歯科臨床16年の実績の歯科医師が担当します

咬み合せ

当院院長は北海道大学病院咬合系歯科において臨床16年の実績を誇ります。これまで数え切れないほどの咬み合せ診断、治療を行なって参りましたし、歯科治療すべてにおいて咬合をベースに診療して来ました。

咬み合せ治療は専門性の高い分野であることから専門的な知識・経験を持つ歯科医が担当するかどうかが非常に重要な要素の1つとなりますので、札幌で咬み合せ治療の受診をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

TCH(トゥース・コンタクト・ハビット)

TCH(トゥース・コンタクト・ハビット) 北海道大学病院咬合系歯科在籍時は、「日中の無意識な上下の歯の接触と口腔トラブルの相関性」について20年以上深く研究をして参りました。日中の無意識な上下の歯の接触は、TCH(トゥース・コンタクト・ハビット)と呼ばれます。

通常、何もしていなければ上下の歯は接触しませんが、ストレスなどの原因で無意識に歯と歯の接触(噛み締め、食いしばり)が頻繁に行われる場合があります。

この無意識的な噛み締めや食いしばりが、虫歯や顎痛、咬合不整など様々な口腔トラブルを引き起こします。

「つめ物が割れる、入れ歯が合わない」は咬み合せの問題!?

悪い咬み合せ

咬み合せに問題あると、顎関節の痛みや異常、顔の歪み、顎の音、被せ物や詰め物がすぐに割れる、作ったばかりの入れ歯がすぐ合わなくなる、不定愁訴(腰痛、肩凝り、頭痛といった病気ではないが、明らかな不快症状があること)などの症状が出ることがあるという事実を知って下さい。

歪みのある土地に立派な住宅を建築しても…

歪んだ顎建築で例えてみます。

被せ物、詰め物、入れ歯を住宅として、咬み合せを土地と仮定します。歪んだ土地の上に立派な住宅を建築しても、すぐ傾いたり地震などで壁にヒビが入ったりして倒壊することもあります。

これは歯も同じで、咬み合せ不整によって咬む力の分散化に異常をきたすことで一部の歯だけに過度な圧力がかかると、歯や歯茎は大きな負担を受けるため、最初に顎の動きを正常化(土地整備)し、その後に補綴治療(建築)する必要があります。

咬み合せと不定愁訴(肩凝り、腰痛、頭痛などの未病)

咬み合せと肩こり最近の研究では、咬み合せは不定愁訴(肩凝り、腰痛、頭痛など)に関係するという報告がされています。逆に、咬合を適切に整えることで、その不定愁訴が改善したという報告も多くあります。

しかし、全身と噛み合わせの問題については、現在のところ確固たる科学的根拠は判明していないのが現状で、そのため、たくさんの研究者臨床家たちがさらなる研究を行っています。

よって咬合治療によって必ず不定愁訴が治ると言えるわけではありませんので、あくまで改善する可能性があると捉えておいていただくと良いかと存じます。

咬み合せの治療法

咬み合せ治療法

咬み合せの治療は、まず、患者様にとって適切なアゴの位置を特定し、その位置に咬み合せが合うように被せ物や矯正治療を行う場合がほとんどです。顎の位置の特定には、主にスプリントと呼ばれるマウスピースを使用します。このスプリントを作成し装着、生活していただき、違和感や異常が出ればスプリントを調整しながら、適切な位置を特定します。具体的な治療の流れ(以下はだいたいの治療の流れですが、それぞれの症状によって若干の違いがあります)は次の通りです。

※精密診断、咬み合せ治療に痛みは伴いませんのでご安心ください。

  • ①咬合精密診断

    咬み合せ精密診断最初に虫歯や歯周病の検査を行い、機械を使用して歯の咬み合せや顎関節の状態を確認します。検査ではお口の写真、姿勢、お顔の術前写真なども一緒に撮影する場合があります(咬み合せと頚椎の関係を確認するため)。

  • ②スプリント作成と装着

    スプリント作成と装着精密診断によるデータを元にしてスプリントを作り、患者様に装着してもらいます。この時に痛みや違和感がある場合は、スプリントを調整します。このような行為を繰り返し、咬み合せ位置の正常化を目指します。

  • ③補綴or矯正治療

    補綴と矯正スプリントを入れていても違和感や異常が発生しない状態まで来ると、スプリントなしでもその位置で自然に咬み合うように、被せ物、詰め物、矯正治療などを行い、咬み合せの高さ、角度などを調整します。

札幌市で咬み合せ治療をご希望の方は、お気軽にご連絡ください

咬み合せ治療

たけいし歯科クリニックは札幌市でも数少ない、咬み合せ認定医による精密診断、咬み合せ治療を行っていますので、札幌市東区だけでなく、札幌市全域よりインターネットや口コミ経由でたくさんの患者様が治療にみえています。咬み合わせ治療は難易度が高く、不整咬合に陥った原因も様々であることから、決してすべての方を完治させられるわけではありませんが、まずは一度ご相談ください。